mikoメソッド(首いぼ治療)
お客様に治療内容、費用等に関する事項を説明することを目的としています。

首イボでネット検索をすると、色々な名前が出てくると思います。
・アクロコルドン
・スキンタッグ
・軟性線維腫
「自分のイボは一体なんなのか?」と思う方も多いかと思いますが、実は全て同じものを指しています。
アクロコルドン・スキンタッグの日本名は軟性繊維種だと思っていただければ良いかと思います。
首にできるイボのほとんどが、スキンタッグ・アクロコルドン・軟性繊維種に該当します。
首イボは皮膚のできもの(良性の腫瘍)のため化粧品やクリームなどの塗り薬や内服薬で取ることはできません。皮膚科での治療が必要なものになります。
アクロコルドンとスキンタッグの違いについて

スキンタッグとアクロコルドンは大きさに若干の違いがありますが、医学的にどの大きさだとアクロコルドン、何㎝以上だとスキンタッグのような明確な違いはありません。
それではなぜアクロコルドンとスキンタッグは名称が分かれているのでしょうか。
理由としては、「ぺたっ」とした盛り上がりの少ないタイプと「ぴょこっ」と飛び出ているタイプがあるからです。
ぺたっとしているイボ=アクロコルドン

ぴょこっとしているイボ=スキンタッグ

このように考えていただくとイメージしやすいのではないでしょうか。
写真にあるようにアクロコルドンは、皮膚の表面に茶色い少し隆起したイボが多いです。
また、スキンタッグは1つ1つのイボが飛び出ていて、皮膚と繋がっている部分は細いです。
首イボを治療する3つの方法
液体窒素による治療
液体窒素による首イボ治療は、保険適応になります。
液体窒素療法とは、皮膚の細胞を「凍らせる」「溶かす」を繰り返す方法です。
実際に治療の際に使用する液体窒素の温度は-196度になります。この液体窒素を綿棒などに染み込ませ、ウイルスに感染している部位を急激に凍らせ、ウイルスの発生元である皮膚の浅い部分の細胞を破壊します。
液体窒素による治療のデメリットは、炎症後色素沈着とよばれるシミができる可能性が非常に高いことです。
(液体窒素治療後に色素沈着を起こした症例)

炎症後色素沈着(シミ)は、液体窒素による治療を行った9割の方に見られる副作用です。
炎症後色素沈着について
・イボが取れて1ヵ月ほどでシミが出てきます。
・色素沈着は消えるまでに半年から1年ほどかかります。
・1〜2mmのイボを治療する際は、イボよりも1回りも大きいシミになる可能性が高いです。
色素沈着が起きた際は、自費の美白剤を早めに使用することをオススメします。
炎症後色素沈着は自費治療になるため、数万ー数十万円程の治療費用がかかります。
炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)による治療
炭酸ガスレーザーによる治療は1つ1つのイボに照射を行い、イボを削る治療法です。自費診療を行っているクリニックで治療を受けることが可能です。
炭酸ガスレーザー治療は、やや大きめのイボの除去に向いています。顔によくできる脂漏性角化症は炭酸ガスレーザーでの治療が1番優れています。
レーザー治療は自費治療になることもあり、治療費が高くなる傾向にあります。
また他の治療よりも深く削れてしまう可能性があるため、治療後に傷跡が残る可能性もあるため注意が必要です。
mikoメソッドによる首イボ治療
長年首イボ治療を試行錯誤してきました。
治療方法を思考錯誤する際に大切にしていたことが
①治療回数が少ない
②傷になったり、シミになる可能性が低く安全に治療ができる
③確実にイボが取れる
この3点に重点をおいて治療に取り組んできました。
首のイボのほとんどが2mm以下で中には1mmにも満たないものがほとんどという場合もあります。小さなイボほど液体窒素や炭酸ガスレーザーでの治療は難しくなります。
10年ほど前から最もキレイに首イボを治療することができる方法を編み出し、mikoメソッドとして治療を行っています。
mikoメソッドは2mm以下の小さな首イボの治療に最も適しています。
mikoメソッドには元となる治療方法がありますが、その治療法に
①1mm程度の小さなイボでも治療ができるようにアレンジ
②治療機器、器具へのこだわり
③特別調合の麻酔クリームを使用し治療の痛みを緩和
④治療後のケアや自宅での過ごし方のアドバイス
などの「首イボ治療のフルサポート」体制で治療を行っています。
詳しい治療方法についてはクリニックにご来院した際に説明をし、実際に体験をして頂いてご理解していただくことが最善と考えております。
説明をした上で「治療をやめる」ことも可能です。それほど気負わずに考えていただけたらと思います。
首イボ治療後の経過写真


mikoメソッドは自費診療です
mikoメソッドでの首イボ治療は、1度の治療で取りたいイボを取ることが可能です。
mikoメソッドのメリットは
①治療時間が短い
②何個でも治療が可能(混雑時は上限150個まで)
③色素沈着を起こしにくい
などのメリットがあります。
mikoメソッドは自費治療のため、保険診療での首イボ治療の欠点である
①同じイボを何度も治療しなくてはいけない
②1度の治療でできるイボの数が数個のみ
③治療したイボよりも大きな色素沈着が起きる
などの不具合が解消されます。
初めて治療される方の料金例
「mikoメソッド」の治療費用
・首イボ1個あたり1450円
・首イボ50個まで:¥ 30,000(1個当たり600円)
・首イボ51個目から1つあたり:600円
・麻酔クリーム(1エリア:手のひら大):1800円
・初診料:3300円
・再診料:0円
・薬代:600円程度
上記の料金をふまえて
『初診の患者様が50個の首イボ治療をし、首の範囲に麻酔クリームを使用した』場合
50個まで30,000円+初診料3,300円+麻酔1エリア1,800円+薬代600円=35,700円
になります。
mikoメソッドの料金は保険診療と比較すると高い金額にはなります。
しかしクリニックを受診される方は、普段の白髪染めに月5,000円×12ヶ月=60,000円と考えると、1回の治療で1年以上首のイボを気にせず過ごせるのであれば納得できるとおっしゃっていただけます。
首イボは白髪のように、体質的に出やすい人は再度出てしまうものです。しかし治療をして首元を気にせず生活をできることは、本当にメリットが大きいと患者様からは言っていただいています。
首イボ治療された患者様の感想


