毛穴のお悩み
「毛穴に詰まった角栓を取りたい」「毛穴の黒ずみをなんとかしたい」「毛穴の開きが気になる」など、人によって悩みはそれぞれです。
また悩みの原因も、皮脂の過剰分泌、乾燥、紫外線、加齢などさまざまあるため、それに伴い治療方法も異なってきます。
自己流で毛穴の汚れを取ろうとするあまり、角栓をむりに押し出したり過剰な洗顔をしたりなど、かえって毛穴の状態を悪化させてしまっているケースもあります。
AdeBクリニックでは、医師が患者様の毛穴の状態を見極め、1人1人の患者様に合った治療内容をご案内させていただきます。
毛穴のお悩みがある患者様は、お気軽にご相談ください。
毛穴のお悩みの種類
開き毛穴
角栓が毛穴に詰まることが原因で、毛穴が押し広げられている状態です。
脂性肌の方に多く見られる症状ですが、皮膚の水分量と油分のバランスが崩れ肌が乾燥することでも皮脂は過剰に分泌されるため、保湿不足による脂性乾燥肌の方にも見られる症状となります。
特に男性の場合は、皮膚に厚みがあるため毛穴の開きも目立ちやすくなります。
たるみ毛穴
たるみ毛穴とは、本来丸いはずの毛穴が重力に引っ張られ縦長に広がり、楕円形になり目立つ状態のことを指します。
たるみ毛穴の主な原因は、加齢により肌のハリや弾力が失われることにあります。
肌は弾力が失われると重力に負け降下します。
同時に毛穴も徐々に緩んでいき、たるみ毛穴になってしまうのです。
黒ずみ毛穴
黒角栓タイプ
よく見られるタイプで、毛穴に詰まった「角栓」が空気に触れることで酸化し黒くなっている状態です。
毛穴の中が黒く、触れるとざらざらすることが特徴です。
皮脂分泌が多い方、角質が厚く肌が硬い肌質の方に見られます。
肌のターンオーバーの乱れや、紫外線や摩擦などの外的刺激により毛穴周りの角質が厚くなると過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、古い角質やメイク汚れ、ホコリと混じり合うことで、角栓ができます。
角栓は最初のうちは、白いですが毛穴に長時間留まることで角栓が酸化し黒くなります。
そのため毛穴が黒ずんで見えるのです。
メラニンタイプ(毛穴のシミタイプ)
毛穴周りの皮膚がリング状に黒ずんでいる状態を指します。
毛穴の中に汚れが詰まっているため、角栓をとっても黒ずみは残ってしまいます。
皮脂の酸化や紫外線のダメージ、過剰なケアなど日常的な皮膚への刺激により毛穴周りの皮膚に炎症が起こります。
メラニンが過剰に作られて色素沈着することで毛穴が黒ずんでいます。
産毛タイプ
毛の断面によって毛穴が黒く見えている状態です。
髭が濃い人に多く見られ、頬や小鼻のきわなど髭の生える部位の周囲に見られます。
特徴としては毛穴が黒く、触るとちくちくする場合もあります。
角栓毛穴
過剰な皮脂分泌とターンオーバーの乱れにより毛穴に角栓が詰まった状態です。
角栓毛穴を放置しておくと、さらに角栓が大きくなり毛穴を押し広げ、角栓の表面が酸化することで黒ずみが生じ、より毛穴が目立つ要因になります。
おすすめの毛穴治療
ハイドラジェントル
ハイドラジェントルとは、水流の力によって肌の汚れを取るウォーターピーリングマシンで、毛穴の皮脂・余分な角質・汚れを取り除き、透明感のあるお肌に導く治療方法となります。
オイリー肌やニキビ肌、毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルを改善できる治療法です。
汚れを取ることを目的としているため、薬液はマイルドで肌への負担が少ないです。
そのため、通常のピーリング治療で起こりやすい乾燥や肌荒れのリスクが軽減されます。
ダーマペン
ダーマペンは、髪の毛よりも細いマイクロニードル(通常0.2mm〜2.5mm程度の深さで調整が可能)を使用し、肌に微細な傷をつけ、その傷を直そうとする肌の力を利用する治療法です。
ダーマペンの針を刺した部分に起こした炎症の治癒力を利用して、ニキビ跡や傷跡にも効果を発揮します。
真皮層でのコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの生成を促すことで、肌に弾力やハリ、ツヤが生まれるので、お肌の若返りにもおすすめの施術です。
フラルスキン治療
フラルスキン治療は、トレチノインとFLALUコスメシリーズを使用した、簡単に自宅でできるシミ治療、美白・美肌治療です。
フラルスキン治療を行うことによって、今までのスキンケア常識が全く変わります。
スマートサイドドット
フラクショナル炭酸ガスレーザーという微小なレーザービームをお肌に照射し、点状の穴を開けながら適度な熱作用を与えることにより皮膚の入れ替えを目的とした治療法です。
点状の穴から放出される熱効果により、周囲の皮膚は収縮しコラーゲン造成やタイトニング効果を促していきます。
ニキビ痕の凸凹、傷跡、毛穴の引き締めなど 凸凹になってしまったお肌を滑らかに再生する効果に優れています。
NGなお手入れ方法
角栓を押し出す
毛穴に詰まった角栓が気になり、指で押し出したりピンセットで抜いてしまっている方は多いのではないでしょうか?
無理に角栓を押し出すことで、肌を傷つけ毛穴は開いてしまう原因となります。
いちご鼻パック
毛穴パックを行うことで、角栓が取れスッキリすると感じている方もいるかと思います。
しかし、毛穴パックを貼って剥がすことで肌の角質細胞まで一緒に剥がれてしまう場合があります。
角質細胞が剥がれることで、肌のバリア機能が働きにくくなり体の防御反応としてさらに過剰な皮脂が分泌されます。
摩擦
毛穴の大敵の1つに「摩擦」があります。
そのため洗顔の際にスクラブ洗顔料や洗顔ブラシを使用している方は注意が必要です。
一時的には肌がすべすべになった感覚がありますが、毛穴が開き皮脂が過剰に分泌される結果となります。
自宅でできる毛穴ケア
洗顔
洗顔料の泡立てが不十分だと、洗顔時に肌に強い摩擦を加える原因にもなります。
洗顔料をしっかりと泡立て、手と顔の間に泡のクッションを作るようにイメージで洗顔を行うと摩擦が軽減できます。
保湿
洗顔後は、化粧水で肌に潤いを与えてください。
その後乳液やクリームを使用し保湿を行うことで肌のハリや弾力をキープできます。
生活習慣
油分の多い食べ物を多く摂取すると、皮脂が過剰に分泌される原因の1つになります。
毛穴が気になる方は、日々の食事を振り返り適度な油分摂取を心掛けることをおすすめします。