唇のシミレーザー
お客様に治療内容、費用等に関する事項を説明することを目的としています。
唇のシミや黒ずみで、顔色が悪く見える・老けて見られる・疲れた顔に見えるなど、唇のお悩みは意外と多いものです。
顔は日焼け止めやメイクで紫外線対策を行っている方も多いかと思いますが、唇は意外と盲点となっています。
紫外線にさらされた唇は、加齢とともにシミやくすみ、黒ずみが発症しやすくなります。
ここでは、AdeBクリニックの唇のシミや黒ずみの治療方法や、唇にシミや黒ずみができてしまう原因について詳しく解説していきます。
唇の皮膚と、顔や体の皮膚の構造は異なります。
顔や体の皮膚は、一番上部にある「角層」に厚みがあるのに対して、唇の皮膚は角層がとても薄くなります。
血液の色が反映して唇の色が赤く見えたり、寒さで血管が収縮し唇が紫色に見えるのは、皮膚の角層が薄いためです。
唇にできるシミ、黒ずみの種類
老人性色素斑
老人性色素斑は、加齢や紫外線によってできる一般的なシミで日光性色素斑とも呼ばれます。
シミの形状はさまざまありますが、比較的円形や楕円形のシミが多く、境界がはっきりしているのが特徴です。
雀卵斑
雀卵斑とは、一般的に「そばかす」のことを指します。
鼻周辺を中心に、左右対称に点在する薄茶色の色素斑です。幼児期に発症する方が多く、思春期にそばかすの色が濃くなる方が多いです。
炎症後色素沈着
炎症後色素沈着とは、炎症をきっかけに肌の内部にメラニンが溜まっている状態のことを指します。
唇にシミができる原因5つの原因
①唇を舐めてしまう
唇が乾燥している時に、唇を舐めてしまう癖がある方は注意が必要です。
唇を舐めてしまうことで、
水分が唇表面につく
↓
唇についた水分が蒸発するときにさらに乾燥する
↓
炎症が強くなる
という悪循環を生み出します。
その結果、唇のふちに強い炎症後色素沈着が起きてしまいます。また唇のふちだけではなく、唇の上の皮膚の部分も同様の理由で、色素沈着を起こす場合もあります。
②紫外線のダメージ
③摩擦
唇の皮膚は、顔や体の皮膚と比較して薄いため、弱い摩擦で角質層が剥がれることがあります。
角質層は肌のバリア機能の働きをしているため、外部の刺激により角質層が剥がれることで、バリア機能が低下し紫外線の影響を受けやすい状態となります。
また、外部刺激により皮膚が炎症を起こし、メラノサイトを制限することでメラニンが過剰に生成されてしまう場合もあります。
④口紅などによるかぶれ
口紅やリップクリームによるかぶれも、唇のシミや黒ずみの原因となります。
口紅やリップクリームによるかぶれの厄介な点は、使用している本人が「かぶれている」と気づきにくいことです。
塗ってすぐに痒みが出ると「かぶれている」と気づきやすいのですが、口紅やリップクリームによるかぶれは、塗っているときはむしろ油分で覆われしっとりとしていて、違和感を感じにくいのです。
このタイプのかぶれは、洗顔後の何もつけていない状態の時に唇が今まで以上に乾燥する、急に唇が突っ張るなど感じた場合は注意が必要です。
いつもより乾燥しやすい=炎症が起きている と考えて、たとえ塗っているときには潤っていると感じてもその口紅やリップクリームは使用することを中止することをおすすめします。
⑤血行不良
唇は本来は、血流の色を反映しているのですが、唇の毛細血管が細くなってしまったり、酸欠状態になると唇の色が黒ずむ原因となります。
特にタバコを吸っている方は、唇の黒ずみが出やすいので注意が必要です。
唇は、タバコの悪影響を最初が最初に貯留する器官になります。
口の中にたまったタバコの煙は、唇の裏側や口腔内で粘膜から直接吸収されやすく、そのまま口周囲の血管にニコチンの作用が働き血流の低下、酸素の低下をもたらします。
それだけではなく、ニコチンがメラノサイトを刺激してメラニンの生成を促進することをアメリカの論文でも報告されています。
唇のシミレーザー症例写真
治療内容
唇シミレーザー2回
ピコトーニング5回
詳細
唇にフラル式シミレーザー治療を2回行い、その後ピコトーニングで5回ほど治療しました。この症例写真は、治療後経過1ヶ月の写真です。元々あった黒いシミが綺麗にとれました。
治療の副反応・ダウンタイム
治療後、炎症後色素沈着が起こる可能性があります。
AdeBクリニックの唇シミレーザー
AdeBクリニックでは、シミレーザーとピコトーニングの2つのレーザーを使用し唇のシミ治療を行っていきます。
シミレーザー治療とは
ピコトーニングとは
ピコトーニングは、肝斑やシミの改善に効果的な最先端の治療方法です。
レーザートーニングと同様にレーザーを使用した治療となります。
従来のレーザートーニングと比較すると、レーザーの照射時間は非常に短くなっています。(レーザーのパルス幅が、レーザートーニングの場合はナノ秒ですが、ピコレーザーはさらに短いピコ秒となります。)
瞬間的にレーザーを照射するため、より高い効果が期待でき肌へのダメージも蓄積しにくいです。
唇のシミ治療の流れ
治療中、治療後の注意点
レーザー照射後の唇はデリケートです。引っ掻いたり、擦ったりはしないでください。
また乾燥しやすい状態にあるためこまめにリップクリームなどで保湿を心がけ、日焼けはしないように注意してください。
口紅の使用は可能ですが、落とす際はゴシゴシと擦らないでください。
リスク、副作用
・腫れ、痒み、乾燥、疼痛、発赤、白斑などが、レーザー照射後に生じることがあります。
・まれに、熱傷や色素沈着が生じることがあります。
・シミが一時的に濃くなり、10日ほどで剥脱することがあります。
唇のシミレーザー料金表
シミ取り放題(顔)
シミ取りレーザー5 | ¥18,800 |
シミ取りレーザー10 | ¥25,800 |
※シミ取りレーザー5なら5個まで、シミ取りレーザー10なら10個まで、大きさを問わず取り放題
ピコトーニング(唇のシミ)
唇のピコトーニング5回 | ¥28,000(1回あたり¥5,600) |
※唇のシミ取り治療は、シミレーザー治療後にピコトーニングでの治療を行います
AdeBクリニックの予約案内
シミ以外の唇の疾患について
単純黒子
直径数ミリ程度の、黒褐色または黒色斑で、幼少期から体のどの部位にでも発症する、ほくろです。
生まれつきのものと、後天性のものがあり年齢を重ねると増えていきます。
単純黒子は特別な症状はなく、体に害を与えることはありませんが、まれにほくろと似たメラノーマ(悪性黒色腫)というほくろの癌の可能性があるため、悪性を疑わせる特徴がある場合は、皮膚科へ受診し医師の診断を受けてください。
色素性母斑(母斑細胞母斑)
一般的な「ほくろ」になります。
大きさは大小さまざまで、平なものから盛り上がったものがあり、色は茶褐色調から黒色調のものまであります。
生まれつきの色素性母斑もありますが、後天的に出現するものもあります。
悪性黒色腫(メラノーマ)
悪性黒色腫は、皮膚のメラニン色素を作る色素細胞ががん化することで発症する悪性の腫瘍と考えられており、メラノーマとも言われます。
見た目はほくろのように見えますが、非常に悪性度が高い顔です。
まとめ
唇のシミや黒ずみは、年齢にかかわらず気になっている方が多くいます。
原因を取り除き、美容医療の力を借りながら早目にきれいにすることが、満足できる結果への早道です。
ケアすれば改善する可能性もありますので、唇のシミ・黒ずみで、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
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