Q.ほくろの治療は保険が適用される?
A.はい、保険が適用されます。
ただし、それは「悪性腫瘍の可能性が否定できない」「服にこすれて引っかかる」「まぶたにあって視野の妨げになる」などの問題がある場合になります。
「顔を明るくしたい」「少し気になるからとっておきたい」などの完全な美容目的の場合は、保険は適用されず自費診療となります。
Q.ほくろの切除の際は痛みはある?
A.施術中は局所麻酔をおこなっているため、痛みはありません。
ただし、局所麻酔をおこなう際にチクッとした痛みがありますので、痛みが苦手でこわいという方は遠慮なくお申し付けください。麻酔をする箇所にクーリングをおこない、痛みを軽減することも可能です。
Q.術後に傷あとは残る?
A.はい、術後半年ほどは小さな傷あとが残ります。
ただし、治療後〜術後1ヶ月ほどで徐々に肌のへこみや赤みが薄くなり、術後半年ほどたてば、傷あとがほとんど完全にきれいになります。
Q.ほくろを放っておくとがん化することがある?
A.ふつうのほくろ(母斑細胞母斑)があるからといって、その部分が特別がん化しやすいということはありません。
しかし、ほくろの中でも「巨大色素性母斑(獣皮様母斑)」はがん化のリスクが高いことがわかっています。
まずは今あるほくろがどのような状態なのかをしっかりと知る必要があり、それに合わせた対応をおこなっていくことが重要です。
当院では術前にダーモスコピーによって、丁寧にほくろの組織を観察します。
また、術後には切除した組織の病理検査をおすすめしておりますので、ほくろが万が一悪性だった場合でも、その後の治療をおこなうための手助けとなります。
Q.スキンケア、メイクは術後すぐにできる?
A.ほくろを除去した直後は、スキンケアやメイクは避けてください。
傷口が完全にふさがる前に患部まわりを刺激してしまうと、炎症を起こして傷あとが治りづらくなったり色素沈着をおこしてしまう危険性があります。