一般的には子宮頸がんワクチンとして知られています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
性行為で感染することがわかっておりますので、9歳以上で初めての性行為の前に接種することが効果的と考えられています。HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子を対象に、定期接種が行われています。
当院では対象年齢の女性の公費によるワクチンとそれ以外の女性に対しても接種を行っています。