シミ取りクリーム
お客様に治療内容、費用等に関する事項を説明することを目的としています。
Dr.mikoシミ取りクリームはこんな症状でお悩みの方にお勧め
紫外線によるシミ(薄いもの)
肝斑(かんぱん・薄いものに限る)
炎症後色素沈着(茶色のニキビ跡、虫さされ、やけどの跡)
そばかす
日焼け
全体のくすみ
などです。
一方、いまいち効きが悪いシミは
できて時間の経った濃いシミ(くっきりはっきりしているシミ)
青みがかったシミ(アザの可能性が高い)
盛り上がったシミ(顔イボ:脂漏性角化症の可能性が高い)
塗り薬でのシミ治療という選択との出会い~
Dr.mikoシミ取りクリームが生まれたきっかけ
シミはクリニックでのレーザー治療を行わないと取れないと考えている人も多数いらっしゃるかと思います。
実は、私もかつてはその一人でした。
皮膚科医として診療にあたっていて、シミの治療=レーザー
シミはレザーを使わないと取れないものという固定概念がありました。
ところが、あるときアメリカ製のシミ治療のぬり薬(+化粧品)の治療で、
肝斑・日光色素斑・炎症後色素沈着・そばかす……
あらゆる「シミ」と呼ばれるものが改善していくのを目の当たりにして、シミの治療に対する概念が180℃変わりました。
本当に、ぬり薬だけであらゆるシミが取れるんだ…
これなら、顔中に沢山のシミがある人、一つ1万円×10個=10万円、それでも細かいシミがあちこち残るよりも、顔全体を一気に均一に治療できる。
しかも、10万円で沢山おつりがくるような金額で!
このぬり薬での治療に、大きな未来を感じたものでした。
問題もあったアメリカ製シミ治療塗り薬
確かに、そのアメリカ製のシミ治療薬は非常に効果的でしたが、でも、大きな問題があります。
反応が強すぎる
かぶれる人もいる
メチャメチャ反応が強いゆえ、思いっきり人バレする(日常生活を送ることが無理なレベルで。)
近くのコンビニエンスストアに行くのも気が引けるくらい赤みが強いです。
効果的な分、このような大変な困難を乗り越えないといけません。
正にハイリスク・ハイリターン
この大きな問題点は、メインとなる成分である
・トレチノイン(医薬品)
・ハイドロキノン(美白剤)
に起因するものです、絶対に治療から外すことができないにもかかわらず、強い反応を引き起こすのも、この2成分なのです。
そこから、ぬり薬での治療方法を確立すべく、この2つの成分をいかに反応を減らして治療に生かすかに関してアンテナを10年以上張り巡らせていました。
赤みやかぶれを引き起こすハイドロキノンでの治療の課題
ハイドロキノンが赤みを引き起こす原因は2つ
1.ハイドロキノン自体の刺激性
2.ハイドロキノンの酸化
それぞれに関して、少し詳しく説明していきます。
1.ハイドロキノン自体の刺激性
ハイドロキノン自体は、強い還元剤です。還元剤という物質自体が、肌に長時間触れた時にそもそも刺激物となります。ハイドロキノン自体の性質なので、刺激を無くすことができません。
対策としては
①肌に素早く浸透し、表面に残らないようにする
②肌に乗せた時は、ハイドロキノン成分が直接肌に触れないように包まれている
このどちらかの性質を持つハイドロキノン製剤が望まれます。
2.ハイドロキノンの酸化
ハイドロキノンは、還元剤として働くので非常に安定性が悪く、美白剤や化粧品として配合したときに、容易に酸化されます。
酸化されたハイドロキノンは、ベンゾキノンという刺激物質に変化します。
ハイドロキノン自体は粉であり、粉の状態でも酸化していきますが……この粉が、水と混じり合うとどんどん酸化が進んでいきます。
美容液や、クリームとしてハイドロキノンが配合される場合、ベースとなる化粧品基材は水を多く含んでいるため、一般的なハイドロキノンは、製品として製造された後、皆様がお使いになるまでの間に、容器の中で少なからず酸化が進んでいる可能性があります。
Dr.mikoシミ取りクリームの処方について
当院にお越しいただく
AdeBクリニックにて処方可能となりますので、ご受診ください。