手の甲のシミのお悩み
手の甲にできたシミは、隠すことが難しいため、ひと目を気にしている方も多いのではないでしょうか。
手の甲は紫外線にさらされやすく、スキンケアも不十分なためシミが目立ちやすいです。
また、手の甲にシミがあるだけで老けて見える原因にもなります。
当院では、ピコレーザーによる手の甲のシミ治療を行っているので、気になる方は最後までお読みください。
手の甲のシミ治療の特徴
手の甲の皮膚は顔よりも厚いため、顔のシミ治療と比較して時間や治療回数がかかる部位です。
同じ理由で治療後のかさぶたになる期間も、顔の場合は通常7~10日間ですが、手の甲は長いと2週間ほどになります。
治療によって皮膚がダメージを受け、その回復過程でかさぶたができるため、長期間の観察とケアが必要になります。
また手の甲は紫外線にさらされやすいため、治療後に再び色素沈着が起きるリスクも高くなります。
紫外線対策が必要であり、治療後も日焼け止めの使用が必須です。
当院のピコレーザーによる手の甲のシミ治療
ピコレーザーの中でも特にエンライトンSRは厚生労働省認可された医療レーザー機器で、シミやタトゥー除去に用いられ、手の甲のシミにも効果的な治療です。
ピコレーザーでの手の甲のシミ治療は、照射方法でその効果が変わります。
エンライトンSRの特徴
エンライトンSRは、ピコ秒(1兆分の1秒)という非常に短い周期でレーザーを照射します。
この短時間の照射により、肌への熱によるダメージを最小限に抑えながら、シミの原因であるメラニン色素を破壊し、症状を改善します。
ピコ秒照射により、通常のレーザー治療に比べて痛みや炎症後色素沈着のリスクが軽減されます。
そのためダウンタイムも少なく日常生活への支障が軽減できます。真皮層に作用するため、肌のハリや質感アップも期待でき、手の印象が若見えします。
ピコスポットとは?ピコレーザーによる手の甲のシミ治療のメリット3つ
ピコスポット照射は、シミやアザの存在する限定的な部位に1発ずつ照射する方法です。
なかなか消えないシミに対してスポット照射することで、濃いシミを薄くすることができます。
強めの照射でメラニン顆粒を破壊し、マルチパス照射法(照射を抑えて重ねて照射する)を使用することでPIH(炎症後色素沈着)のリスクを軽減します。
メリット1)ピンポイントなアプローチが可能
ピコレーザーは極めて短いパルス幅でレーザーを照射するため、濃いシミに対してピンポイントでアプローチできます。
これにより、シミを狙い撃ちして色素を分解・除去することが可能です。
メリット2)効果を実感しやすい
ピコレーザーは短いパルス幅により、通常のレーザー治療よりも迅速かつ効果的な治療が期待できます。
手の甲の皮膚は他の部位に比べてターンオーバーが遅いため、より迅速な治療が大切になります。
メリット3)通常のレーザーと比較してダウンタイムが短い
ピコレーザー治療は、通常のレーザーと比較しても熱ダメージが少ないレーザーでダウンタイムも短くなります。
手の甲は日常生活において多用される部分なので、短いダウンタイムは大きなメリットとなります。
AdeBクリニック 手の甲のシミ取りを予約
AdeBクリニックでは、手の甲のシミ治療を行っております。
ご希望の方は詳細をご確認ください。
「シミの診察・診断」をご選択いただき、ご予約ください。
手の甲にこんなシミありませんか?
手の甲のシミ症例①(50代女性)
手の甲に丸い形のはっきりとしたシミがある方には、ピコレーザーによるシミ治療がおすすめです。
自分の手の甲にも似たようなシミがあるという患者様は、お気軽にAdeBクリニックにご相談下さい。
手の甲にシミができる原因
手の甲にシミができる原因は顔や他の部位と同じく、加齢や紫外線であることが多いです。
顔はスキンケアを熱心にしてシミを予防している方も多いですが、手の甲のスキンケアはあまり考えていない方も多いのではないでしょうか。
手の甲は紫外線を浴びやすいにもかかわらず、その後のケアを怠りがちなためシミが残りやすくなります。
また、手は頻繁に使用したり、洗ったりする部位なので日焼け止めを塗ってもすぐに落ちてしまい、日焼け止めの効果も半減してしまいます。
さらに手は様々な作業で小さな傷やささくれができやすい部位です。
末端ということもあり血流があまり良くないため傷跡も残りやすく、色素沈着としてシミが残る可能性も高くなります。
手の甲のシミの種類
手の甲は顔よりも皮膚が厚く、シミができた際に濃く目立ちやすいことが特徴です。
特に脂漏性角化症の場合は角質が肥大し盛り上がっているため大変目立ちます。
手の甲のシミの主な種類を詳しく解説します。
1)老人性色素斑
老人性色素斑は紫外線や加齢によって生じるシミで、「日光性色素斑」とも呼ばれます。
紫外線刺激により皮膚の奥深くで生成されたメラニン色素が蓄積し、シミとなり現れます。最初は薄く気づきにくいですが、紫外線で徐々に色濃くなり、数が増えることもあります。こちらの症状の場合は、シミレーザーでの治療が効果的です。
2)炎症後色素沈着
炎症後色素沈着は、手の甲や他の部位で炎症が治癒した後に、その部分に色素沈着(シミ)が残る状態を指します。
手の甲が炎症を起こす主な原因は、やけどやかぶれ、虫刺され、傷などが挙げられます。
色素沈着した部分の境界がはっきりとしていることがあります。周囲の健康な肌との対比が顕著です。
手の甲は、水仕事や細かい作業で外部刺激を受けやすい部位です。さらにささくれやちょっとした傷ができやすく、シミが残りやすい部位にもなります。炎症後色素沈着の場合は、塗り薬での治療(部分シミ治療)をおすすめしています。
3)脂漏性角化症
脂漏性角化症は紫外線により皮膚細胞の異常が生じ、イボ状の腫れが形成されます。
異常な角化細胞が増加することでメラニン色素が生成され、茶色く盛り上がるシミができます。
手の甲においては目立ちやすいため注意が必要です。盛り上がったシミの場合、シミのレーザーや塗り薬では改善しません。当院ではイボレーザー(炭酸ガスレーザー)で治療しています。
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