稗粒腫のお悩み
稗粒腫とは?
稗粒腫は、表皮の下にできる直径1mmから2mm程度の白色や黄白色の硬い丘疹です。
目の周りや頬、額にできることが多いです。痛みや痒みが生じることはありません。
特別な原因がなく発生する原発性稗粒腫と、熱傷や外傷などの後に生じる続発性稗粒腫があります。
どちらの稗粒腫も見た目にはほとんど違いはなく、どちらも良性の腫瘍になるため放置していても支障はありません。
目の周りにできやすく、化粧でも隠し辛いことから、美容的な観点で治療をされる方が多いです。
稗粒腫の症例写真
稗粒腫ができる原因
【原発性稗粒腫】
特別な理由がなく発症するものですが、小児や若い女性に発症することが多いと言われています。
【続発性稗粒腫】
火傷や怪我などの後に生じることが多いです。また一度できた部位には再発しやすい傾向にあります。
稗粒腫ができやすい部位
稗粒腫が最もできやすいのは「目元」になります。
目元の他にも
・額
・頬
・陰部
に発症しやすいです。
稗粒腫ができやすい年代
稗粒種は、幼稚園児からご年配の方まで、年代や性別を問わずにで苦ますが、年代によってできる部位が若干異なる印象があります。
高校生ぐらいまでの年代では、目の周りにできる人が圧倒的に多く、それ以降の年代では目の周りだけでなく額、頬など顔全体にできやすくなる傾向があります。
稗粒腫の治療方法
【稗粒腫の治療の流れ】
①稗粒腫に注射針で小さな穴を開けます。
②ピンセットを使用して中に溜まった角質を押し出して除去します。
③出血がある際は、止血を行います。
④止血終了後は、軟膏を塗布し治療終了です。(必要に応じてテープで保護する場合もある)
⑤自宅でも処置は特に必要ありませんが、洗顔時の摩擦や日焼けには気をつけてください。
【治療後の経過】
①治療の当日は、少し出血が起こる場合がありますが、ほとんどのケースでは処置中に出血が止まります。念のため小さな絆創膏を貼ってお帰り頂くこともあります。
②治療当日から入浴・洗顔は可能です。
③ファンデーションなどのメイクは、翌日からの方が無難です。小さな傷にファンデーションが入り込んでしまうのを防ぐためです。傷と言っても小さいものなので治療後12時間以上経てばふさがります、ご安心下さい。
稗粒腫の予約
稗粒腫の治療は、お電話でのみ受け付けております。
ご予約:050-8882-5800