「ワキ汗が気になって好きな色の服を着ることができない」「ワキ汗のせいで、1日に数回着替えが必要」といった、なかなか人には言いづらいお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?多量のワキ汗でお悩みの方の多くが、原発性腋窩多汗症と診断されています。ここでは、原発性腋窩多汗症の治療方法についてご紹介していきます。原発性腋窩多汗症によるワキ汗でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。 原発性腋窩多汗症とは 原発性腋窩多汗症とは、明らかな原因がわからずに、ワキから日常生活に支障をきたすほどの、多量の汗が分泌される症状のことを言います。(日常に支障をきたすほどとは具体的に、衣類の選択(色や素材)が制限されたり、一日で衣服の交換が数回必要、シャワーを頻繁に浴びる必要があること) ワキ汗に効果的な治療方法 ワキ汗に効果的な治療方法についていくつかご説明していきます。 エクロックゲル(保険) 令和2年の11月に承認された多汗症の治療薬になります。脇の多汗症のみの適応にはなりますが、日本で初めて保険で認可をされた多汗症の外用薬になります。交感神経から伝えられる汗を出す指令をブロックする働きがあり、発汗を抑制する効果が期待できます。 【使用方法】1日1回、まずは2週間を目安に塗り続けてください。 引用:科研製薬株式会社 ラピフォートワイプ(保険) ラピフォートワイプ2.5%は、「原発性腋窩多汗症」に対する使い切り(拭き取りタイプ)の外用剤になります。2018年10月に、アメリカで原発性腋窩多汗症の治療薬として販売されました。ラピフォートワイプ2.5%はエクロックゲル5%と同様に保険処方ができる脇汗治療の外用薬として2022年1月に厚生労働省より承認されました。 【使用方法】1日1回、ワイプ1枚を両ワキに塗布してください。まずは2週間を目安に塗ってください。 【副作用】以下のような症状が出た場合は、使用をやめてすぐに医師の診察を受けてください。・皮膚炎や紅斑、痒み、湿疹、刺激感・口の乾き・尿が出にくい・視界がぼやける、光が眩しく感じるなど。そのほかに気になる症状があらわれた場合は、医師にご相談ください。 引用:マルホ ボトックス ボトックスをワキに注射することで、汗腺の活動を抑制し、汗の分泌が抑えられます。ワキの多汗症でお悩みの方におすすめの治療です。また、汗の分泌が減ることで、ニオイの軽減も期待できます。 ボトックス治療の詳細はこちら ミラドライ ミラドライはワキガや多汗症の治療を、『切らずに行うことを可能にした』画期的な治療方法です。これまでのワキ汗・ニオイ・多汗症の治療は、手術が必要で手術の傷跡が残ってしまうため、なかなか治療に踏み込めない方も多くいらっしゃいました。ミラドライは1日で施術が可能で、傷跡も残りません。そのため多くの方に認知される治療法となっています。 ミラドライの詳細はこちら AdeBクリニックの予約