【2025年最新】ウゴービを処方できるオンライン・対面の病院10選｜保険適用の条件も解説！

ウゴービを処方できる病院・クリニックは、「自由診療」であればオンラインや対面で探すことが可能です。

一方で、「できれば保険適用で処方を受けたい」「条件や費用、副作用が分からない」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ウゴービの基礎知識（費用・副作用）から、保険適用の条件、そしてオンライン・対面クリニック10選を徹底解説します。

ウゴービとは？肥満症治療薬としての基礎知識

ウゴービは、日本で初めて「肥満症の適応治療薬」として承認されたGLP-1受容体作動薬です。

2型糖尿病の治療薬（オゼンピック等）と同じ「セマグルチド」を有効成分としています。

「セマグルチド」は、もともと体内にあり食欲を抑える働きを持つ「GLP-1ホルモン」と似た作用を持った成分です。

また、ウゴービは週に1回、ご自身で皮下注射で投与します。

吐き気などの副作用を抑えながら効果を得るため、治療開始時は低用量からスタートし、医師の指示に従って徐々に用量を上げていく仕組みとなっています。

ウゴービで報告されている効果

ウゴービの主な効果として、臨床試験（研究）などで報告されている作用は、主に以下の2点です。

ウゴービは脳の満腹中枢に働きかけて食欲を抑える作用と、胃の動きを緩やかにして食べたものが長く留まりやすくなる作用が期待されています。

これにより満腹感の持続時間が伸び、厳しい食事制限をせずとも無理なく摂取カロリーを減らせるようになります。

結果として体重減少が期待でき、肥満症の改善に役立つと考えられています。

ウゴービの費用・値段

ウゴービの費用は、「自由診療（保険適用外）」か「保険適用」かで大きく異なります。

自由診療はクリニックによって価格が異なり、以下の費用が目安です。

一方で、保険適用の場合は以下の費用が目安です。

※1 公定薬価（規格0.25mg～2.4mg）に対し、3割負担・4週分（月換算）を適用した目安の金額です。用量によって薬剤費は変動します。

このように、保険適用と自由診療では費用に大きな差があります。

ただし、保険適用で処方を受けるための条件は極めて厳しく、誰もが利用できるわけではありません。

保険適用の条件を満たさない場合は、本記事で紹介するような自由診療のクリニックで処方を受けることになります。

自由診療は費用が高額になりがちですが、オンライン診療などで費用を抑える工夫をしているクリニックもあります。

ウゴービで起こりやすい副作用

ウゴービの主な副作用として、吐き気、下痢、便秘、嘔吐、食欲減退といった消化器症状が報告されています。

これらは特に治療の開始初期や、用量を増やした時期に現れやすい傾向があります。

また、重大な副作用として「低血糖」、「急性膵炎」「胆嚢炎」なども報告されているため、使用中は医師の指導のもと、体調の変化に注意が必要です。

ウゴービが処方できる病院・クリニックの選び方

「ウゴービが気になる」「ウゴービが処方できる病院やクリニックってどう探せば良いの？」とお悩みの人がいるかもしれません。

そこで、ここでは、ご自身に合ったクリニックを選ぶための3つのポイントを解説します。

①通いやすさ（オンライン・対面）で選ぶ

自由診療のクリニックには、大きく分けて「オンライン診療」と「対面診療」の2種類があります。

オンライン診療は、スマートフォンやPCを使って、自宅などから診察を受け、薬を配送してもらう方法です。

場所を選ばず受診できる手軽さが最大のメリットと言えるでしょう。

一方、対面診療は実際にクリニックへ足を運び、医師の診察を受ける方法です。

医師から直接診察を受けられる安心感や、注射の手技指導を対面で受けられる点がメリットです。

ご自身のライフスタイルや、医師との関わり方の希望に合わせて、どちらの形式が合っているか検討しましょう。

②サポート体制で選ぶ

ウゴービは、副作用の管理や用量の調整（徐々に増やしていく）が必要な治療薬です。

そのため、医師による継続的なサポート体制が整っているかどうかも重要な選択基準となります。

クリニックを選ぶ際は、以下の点をチェックしてみましょう。

カウンセリングや受診を検討する際は、クリニックの公式サイトや初回相談で、これらのサポート内容を具体的に確認しましょう。

③価格（費用総額）で選ぶ

自由診療は全額自己負担となるため、費用はクリニック選びの重要な要素です。

クリニックによって価格設定は異なりますが、目安となる費用は次のとおりです。

治療前に「費用総額」を把握することで、無理なく継続できるクリニックを選べます。

また、価格に関しては「通いやすさ（オンラインの場合は使いやすさ）」や「サポート体制」も加味するとより満足度の高いクリニックを選べるでしょう。

【自由診療】ウゴービが処方できるオンライン診療クリニック3選

オンライン診療は、自宅にいながら医師の診察を受け、薬を処方してもらえる便利な方法です。

ここでは、ウゴービを自由診療で処方しているオンラインクリニックの中から、代表的な3院を紹介します。

スリマル

スリマルは、肥満症専門オンライン外来です。

24時間365日いつでも対応しており、忙しい方でも都合の良い時間に受診しやすいのが特徴です。診察料や薬の配送料もプラン込みとなっています。

ウゴービは自由診療となり、0.25mgが月額19,800円（税込）から処方を受けられます。

BMI27以上の方を対象とし、医学的に定義された肥満症に特化しているため、専門的な管理のもと安心して治療が受けられます。

LINEで簡単に相談ができるので、まずはLINEの友達追加から当日診療を受けてみましょう。

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eLife オンラインクリニック

eLife オンラインクリニックは、スマートフォン一つで診療から薬の処方・配送まで完結するオンライン診療サービスです。

朝7時から夜23時半まで（土日祝含む）診療に対応しており、忙しい方でも都合の良い時間に受診しやすいのが特徴です。診察料や薬の配送料も無料となっています。

ウゴービは自由診療となり、定期便利用で0.25mg（1本）が月額24,980円（税込）から処方を受けられます。

他にもリベルサス（経口薬）やオゼンピック（注射薬）など、複数のGLP-1治療薬を取り扱っている点も魅力です。

幅広い診療時間と、診察料・送料無料の手軽さを求める方はもちろん、治療中の相談はLINEやメールで可能という点も安心して治療を受けられるクリニックです。

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DMMオンラインクリニック

※1 診療件数は2022年4月〜2025年5月の期間におけるオンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」を利用したオンライン診療の実績（全診療科目のお薬の発送実績及び診療件数を含む）

DMMオンラインクリニックは、医療法人社団DMHが運営するオンライン診療のプラットフォームサービスです。

24時間365日（※年末年始除く）いつでも診療可能で、スマホから数分で予約・受診の手続きを進められます。

ウゴービは、0.25mg～2.4mgの各用量を取り揃えており、らくらく定期便の場合、0.25mgが1セット17,200円（税込18,920円）からの価格となっています。

また、累計150万件以上のオンライン診療実績※1があり、大手のプラットフォームで安心して治療を受けたい方におすすめです。

24時間診療可能な利便性と、大手ならではの安心感を求める方に適したクリニックと言えるでしょう。

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※上記は「らくらく定期便」利用時の1セットあたりの料金（税込）です。

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【地域別】東京でウゴービが処方できる病院・クリニック4選

ここでは、東京都内でウゴービ（肥満症治療薬）の処方に対応している病院・クリニックを4院ご紹介します。

対面での診療を希望される人や、通院しやすいクリニックをお探しの人は、ぜひ参考にしてください。

よつや駅前クリニック

よつや駅前クリニックは、JR・東京メトロ「四ツ谷駅」から徒歩すぐの好立地にあるクリニックです。

ウゴービは自由診療で、0.25mg（4本）が19,800円（税込）、初診料が3,300円（税込）で処方されます。

内科や皮膚科・形成外科も併設しており、肥満症治療は予約制で対応しています。

駅からのアクセスが良く、内科や皮膚科など他の科もあわせて通院したい人にとって便利なクリニックといえるでしょう。

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※1 自由診療の場合。別途、血液検査料（5,500円～）などがかかる場合があります。

クリニック名・店舗	住所・駅からの時間
よつや駅前クリニック	〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-1 1階101 JR・東京メトロ「四ツ谷駅」徒歩すぐ

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うえだ内科・糖尿病内科クリニック江古田

うえだ内科・糖尿病内科クリニック江古田は、西武池袋線「江古田駅」南口から徒歩30秒と非常にアクセスしやすいクリニックです。

ウゴービ処方は自由診療の「肥満症ウゴービ外来」で対応しており、初診時は27,000円（税込・ウゴービ0.25mg 4週分含む）となっています。

院長は糖尿病専門医の女性医師が務めており、完全予約制で管理栄養士による栄養相談にも対応しています。

糖尿病や生活習慣病の専門医による、きめ細やかな対面指導を受けたい人に向いているクリニックといえるでしょう。

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※1 自由診療（肥満外来）の診察料は、プラン表の料金に含まれます（初診時は0.25mg 4週分も含む）。

クリニック名・店舗	住所・駅からの時間
うえだ内科・糖尿病内科クリニック江古田	〒176-0005 東京都練馬区旭丘1-76-8 レスタ江古田2階 西武池袋線「江古田駅」南口より徒歩30秒

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イーヘルスクリニック新宿院

イーヘルスクリニック新宿院は、新宿三丁目駅C5出口から徒歩1分とアクセス抜群のクリニックです。

ウゴービは自由診療で、0.25mgが月額15,400円（税込）、初診料が3,300円（税込）で処方されます。

土日祝日も診療（不定休あり）しており、医師の診察に加え、管理栄養士による栄養カウンセリングも提供しています。

平日は忙しい人や、駅チカで専門家のサポートを受けながら治療を進めたい人にとって通いやすいクリニックといえるでしょう。

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※1 自由診療における診察料金（税込）。プラン表の価格もすべて税込です。

クリニック名・店舗	住所・駅からの時間
イーヘルスクリニック新宿院	〒160-0022 東京都新宿区新宿2-6-4 新宿通東洋ビル3F 新宿三丁目駅 C5出口 徒歩1分

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まさぼ内科・糖尿病クリニック飯田橋院

まさぼ内科・糖尿病クリニック飯田橋院は、JR飯田橋駅や東京メトロ神楽坂駅など、複数路線からアクセスが可能なクリニックです。

ウゴービ処方は、オンライン診療（自由診療）では0.25mg（4セット）が33,000円（税込）で提供されています。

院長は日本糖尿病学会専門医であり、肥満治療（保険適用）やダイエット外来（自費）に豊富な知見を有しています。

糖尿病専門医の指導のもとで治療を受けたい人や、オンライン診療も併用しながら進めたい人に適したクリニックといえるでしょう。

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※1 プラン表の料金（税込）はオンライン診療（自費）のものです。別途診察料（税込）がかかります。対面診療（自費）の料金はクリニックへ直接ご確認ください。

クリニック名・店舗	住所・駅からの時間
まさぼ内科・糖尿病クリニック飯田橋院	〒162-0814 東京都新宿区新小川町5番1号ニューリバー51ビルディング101号室 （JR飯田橋駅、東西線神楽坂駅など）

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【地域別】大阪でウゴービが処方できる病院・クリニック4選

ここでは、大阪府内でウゴービ（肥満症治療薬）の処方に対応している病院・クリニックを4院ご紹介します。

対面での診療を希望される人や、通院しやすいクリニックをお探しの人は、ぜひ参考にしてください。

心斎橋 福本医院

心斎橋 福本医院は、大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」から徒歩すぐの場所にあるクリニックです。

ウゴービは自由診療（保険適用外）で処方しており、0.25mg（2本/2週分）が6,600円（税込）、別途診察料が3,300円（税込）必要です。

自由診療での処方対象はBMI27以上の人に限定しており、内科・循環器内科の専門医による診察のもと治療が進められます。

駅からのアクセスが良く、循環器系の持病などでかかりつけ医の管理下でダイエットを進めたい人に向いているクリニックといえるでしょう。

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※1 自由診療（ウゴービ処方）の場合。プラン表の料金（税込）とは別途、診察料（税込）がかかります。

クリニック名・店舗	住所・駅からの時間
心斎橋 福本医院	〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-11-18 郵政福祉心斎橋ビル4F 大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」1番出口 徒歩すぐ

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いわた脳神経外科クリニック

いわた脳神経外科クリニックは、京阪本線「野江」駅から徒歩約4分の場所にあるクリニックです。

ウゴービは保険適用外の自由診療として取り扱っており、0.25mg（4本/月）が17,600円（税込）、初診料が3,300円（税込）で処方されます。

脳神経外科や頭痛外来を専門としていますが、予防医療にも力を入れており、肥満症治療薬の処方も行っています。

専門医による頭痛治療などと併せて、自由診療でウゴービ治療を受けたい人に適したクリニックといえるでしょう。

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※1 自由診療（ウゴービ処方）の場合。プラン表の料金（税込）とは別途、診察料（税込）がかかります。

クリニック名・店舗	住所・駅からの時間
いわた脳神経外科クリニック	〒536-0007 大阪府大阪市城東区成育3-16-15 京阪本線「野江」駅 東側出入口から 徒歩約4分

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ないとう・かわかみクリニック

ないとう・かわかみクリニックは、地下鉄千日前線「新深江」駅から徒歩約7分の場所にある、内科・整形外科クリニックです。

ウゴービによる減量治療を自由診療で実施しており、0.25mg（1ヶ月分）が14,000円（税込）、別途初診料が1,500円（税込）で処方されます。

整形外科専門医も在籍しており、16台分の駐車場も完備しています。

車での通院を考えている人や、内科・整形外科の専門医に相談しながら治療を進めたい人に適したクリニックといえるでしょう。

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※1 自由診療（ウゴービ処方）の場合。プラン表の料金とは別途、診察料がかかります。

クリニック名・店舗	住所・駅からの時間
ないとう・かわかみクリニック	〒537-0002 大阪市東成区深江南2-7-23 地下鉄千日前線「新深江」駅 徒歩約7分

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やまおか内科クリニック

やまおか内科クリニックは、JR関西本線（大和路線）「平野」駅から徒歩9分の場所にあるクリニックです。

ウゴービは自由診療で処方しており、対象はBMI25以上の人、料金は0.25mg（4本）が22,000円（税込）、別途診察料が1,000円（税込）です。

糖尿病内科や消化器内科も専門としており、自由診療での肥満治療にも対応しています。

糖尿病や消化器系の相談とあわせて、自由診療でウゴービ治療を受けたい人に適したクリニックといえるでしょう。

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※1 自由診療（ウゴービ処方）の場合。プラン表の料金とは別途、診察料がかかります。

クリニック名・店舗	住所・駅からの時間
やまおか内科クリニック	〒547-0026 大阪市平野区西脇3-5-1 平野クリニックビル1階 JR関西本線（大和路線）「平野」駅 徒歩9分

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ウゴービは保険適用で処方を受けられる？

ウゴービ（セマグルチド）は、肥満症治療薬として国内で承認された医薬品であり、特定の条件を満たせば保険適用で処方を受けることが可能です。

しかし、「ダイエット目的で使いたい」「少し太ってきたから処方してほしい」といった理由では、保険適用にはなりません。

ここでは、ウゴービの保険適用に関する条件を詳しく解説します。

結論：ウゴービの保険適用は条件が非常に厳しい

結論から言うと、ウゴービを保険適用で処方してもらうための条件は非常に厳しく設定されています。

単に「肥満である（BMIが高い）」だけでは保険適用にはならず、特定の基礎疾患（高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれか）を持っていることが大前提です。

さらに、食事療法や運動療法を一定期間行っても効果が見られない場合に、ようやく治療の選択肢として検討されます。

そのため、美容目的や手軽なダイエット目的の人は、保険適用での処方は受けられません。

ウゴービが保険適用となる条件を表で解説

ウゴービが保険適用となるのは、次の①と②の両方の条件を満たす「肥満症」の人に限られます。

まず、1つ目の条件は「基礎疾患」です。

「以下のいずれかの疾患を持っていること」が対象となります。

2つ目の条件は「BMIと健康障害」です。

上記①の基礎疾患があり、かつ食事療法・運動療法を6ヶ月以上行っても効果不十分な場合で、以下のいずれかを満たすことが対象となります。

このように、保険適用のハードルは非常に高いのが実情です。

また、保険適用で処方できるのは、日本肥満学会が認定する「肥満症専門医」が在籍し、適切な教育研修施設として認定された医療機関に限られています。

これらの条件を満たす病院は非常に少ないため、現実的な選択肢としては、本記事で紹介したような自由診療のクリニックで処方を受けるのが一般的です。

ウゴービに関するよくある質問

最後に、ウゴービに関して多くの人が疑問に思う点をよくある質問として解説します。

ウゴービはいつから承認・販売されている医薬品ですか？

ウゴービ（一般名：セマグルチド）は、肥満症治療薬として2023年3月に国内で製造販売が承認されました。

その後、2024年2月22日から医療機関への供給が開始され、保険適用での処方が可能となっています。

ただし、ウゴービは医師の診断が必要な「医療用医薬品」であり、個人の判断で自由に購入できるものではありません。

美容目的（ダイエット）でも処方してもらえますか？

美容目的の場合、保険適用での処方はできません。

保険適用は、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを持ち、特定のBMI基準（BMI35以上など）を満たす「肥満症」の治療に限られます。

ただ、自由診療のクリニックであれば、美容目的（医療ダイエット）として医師の判断のもと処方してもらえる可能性があります。

とはいえ、自由診療であっても、クリニックによっては「BMI 27以上」など、独自の基準を設けている場合もあるでしょう。

オンライン診療で保険適用は受けられますか？

原則として、オンライン診療のみで保険適用を受けることはできません。

ウゴービの保険適用には、専門医による対面での診察や、6ヶ月以上の食事療法・運動療法指導といった厳格なプロセスが求められます。

これらの条件をオンライン診療だけで満たすことはできないため、保険適用を希望する場合は、認定された専門医療機関（大学病院など）への通院が必要です。

ウゴービは、ゼップバウンドとは違いますか？

ウゴービとゼップバウンド（一般名：チルゼパタイド）は、どちらも肥満症治療に用いられるGLP-1受容体作動薬ですが、作用する仕組みが異なります。

ゼップバウンドの方が、より強い体重減少効果が期待できるとされていますが、どちらが適しているかは医師の判断によります。

【まとめ】ウゴービを処方できる病院を探すなら、まずはオンライン診療クリニックで無料相談を

本記事では、ウゴービが処方できる病院・クリニックについて、オンライン・対面（東京・大阪）に分けてご紹介しました。

ウゴービは肥満症治療薬として国内で承認されていますが、保険適用で処方を受けるための条件は非常に厳しく、対応できる医療機関も大学病院や専門病院などに限られています。

そのため、保険適用の条件を満たさない人や、美容目的で体重を減らしたい人がウゴービの処方を希望する場合、現実的な選択肢は「自由診療」となります。

自由診療は全額自己負担となりますが、オンライン診療や、本記事で紹介したような駅チカのクリニックなど、通いやすい医療機関を選択できるメリットがあります。

まずは気になるクリニックの公式サイトを確認し、カウンセリングや診察を予約してみてはいかがでしょうか。