リベルサスで痩せない理由は?効果が出ない時の対処法や正しい服用方法を紹介!

リベルサスを試しているのになかなか痩せない…

リベルサスで痩せない理由を知りたい…
リベルサスによるダイエットで思うように体重が減らず悩んでいませんか?
最近、GLP-1ダイエットとしてリベルサスが注目されています。
リベルサスは食欲を抑え、減量をサポートする薬品ですが、服用方法や生活習慣によって結果に大きな差が出ます。
本記事では、リベルサスの特徴やダイエット効果を高める方法、そして痩せないと言われる理由について詳しく解説します。
リベルサスとは?
リベルサスは、デンマークの製薬会社ノボノルディスク社が開発した「セマグルチド」を有効成分とする経口薬で、元々は2型糖尿病の治療薬として承認・販売されていました。
現在、主に食欲を自然に抑制したい方や、無理なく体重管理を続けたい人の間で注目度が高まっています。
経口投与型という特徴があり、従来の注射タイプとは異なり、毎日1回錠剤として水とともに服用するだけで済む利便性が大きな支持を得ている理由の一つです。
日本では2021年2月に糖尿病治療薬として発売され、用量は3mg・7mg・14mgの3種類があります。
リベルサスの効果・特徴
リベルサスの効果・特徴として、自然な食欲抑制と血糖コントロールの作用にあります。
GLP-1受容体作動薬として、腸で分泌されるホルモンを模倣することで、脳の満腹中枢にアプローチし、食事量が自然と減るのが特徴です。
普通のダイエットに比べて、食事制限によるストレスやリバウンドを最小限に抑えつつ、無理なく体重管理を継続できます。
個々の体質や健康状態によって適切な用量・服用方法が異なるため、使用を希望する方は医師の診察を受けてみてください。
リベルサスの特徴と効果
リベルサスは、毎日服用できる経口タイプの新しいGLP-1受容体作動薬です。
食欲を自然に抑え、血糖値のコントロールや体重減少をサポートする効果があります。
ここでは、リベルサスの特徴や具体的な効果について詳しくご紹介します。
リベルサスの特徴
リベルサスは3mg、7mg、14mgの3用量の錠剤があり、もともとは2型糖尿病の治療薬として開発された経口GLP-1受容体作動薬です。
GLP-1受容体作動薬とは、血糖値を下げるホルモンの作用を人工的に高める薬で、食欲を抑制し満腹感を持続させる働きがあります。
リベルサスは、従来注射で投与していたGLP-1薬を内服できる形にした世界初の薬剤であり、注射が苦手な方でも服用を続けやすい点が大きな特徴です。
効果の持続時間も比較的長く、インスリン分泌の促進とグルカゴンの抑制により、低血糖を起こしにくいです。
リベルサスの効果
リベルサスは血糖コントロールを通じて食欲を抑制し、満腹感を持続させることで体重減少を促す効果が期待できます。
リベルサスの有効成分「セマグルチド」が視床下部の満腹中枢に作用し、過剰な食欲を防ぐことで摂取カロリーの削減につながります。
また、同じホルモン作用により胃腸の動きを緩やかにすることで、少量の食事でも満腹感が長続きします。
継続的な服用によって長期的に体重管理がしやすくなり、時間とともに体重減少が期待できます。
リベルサスで痩せない理由
リベルサスを服用しているのに「痩せない」と感じる場合、食生活の乱れや服用方法に問題があります。
ここでは、リベルサスで痩せない理由を5つ紹介していきます。
食生活が乱れている
リベルサスだけに頼って食生活を改善していない場合、せっかくの薬の効果を十分に引き出せません。
高カロリー・高脂肪・高糖質な食品ばかりを過剰に摂取していると、リベルサスで多少食欲が抑えられてもその効果が相殺されてしまいます。
ダイエットの基本は摂取エネルギーを消費エネルギーよりも減らすことにあります。
そのため、ファストフードやお菓子、甘い飲み物などをこれまで通り摂り続けていては、たとえ食事量が減ってもカロリー過多の状態となり、体重は減りにくいです。
リベルサス服用中こそ栄養バランスに配慮した食事を心がけてください。
噛み砕いて飲んでいる
リベルサスは、決められた方法で服用しないと吸収率が大きく低下する薬です。
そのため、錠剤は絶対に噛んだり砕いたりせず丸ごと水で飲み込む必要があります。
リベルサスには特殊なコーティングと吸収促進剤(SNAC)が配合されており、錠剤の形のまま腸へ届いて初めて効果を発揮するよう設計されています。
もし錠剤を噛み砕いてしまうと、有効成分がきちんと吸収される前に分解されてしまい、食欲抑制効果が十分発揮されなくなってしまいます。
処方医から指示されたとおり、錠剤は割らずにそのままコップ半分程度の水で飲み込むよう徹底しましょう。
服用期間中に全く運動をしていない
リベルサスを飲んでいるからといって、運動を全くしない生活になっていませんか。
運動不足の状態が続くと、筋肉量の減少と基礎代謝の低下を招き、結果として消費エネルギーが少なくなってしまいます。
日常的にほとんど身体を動かさないデスクワーク中心の人は、基礎代謝が低く効果を十分に感じにくいです。
特に長年運動習慣がない方ほど、まずは無理のない範囲で良いので体を動かす習慣を取り入れることが大切です。
薬の用量があっていない
リベルサスの用量設定が適切でない場合も、効果が十分に得られない原因となり得ます。
通常は、副作用に慣らす目的で最初の4週間は3mgを服用し、その後7mgに増量します。
この初期用量の3mgは体に薬を慣れさせるための量で、血糖コントロールや体重減少の効果は限定的であることが知られています。
したがって3mgのまま長く服用し続けても、大幅な減量効果は得にくいでしょう。
現在3mgや7mgであまり効果を感じられない場合でも、自己判断で勝手に増量するのは危険です。
必ず主治医に相談し、必要ならば医師の指示のもとで適切な用量に調整してください。
服用方法が正しくない
リベルサスは服用方法に細かな指定がある薬剤です。
夜間から朝まで十分に空腹の状態で、起床後すぐにコップ半分以下(約120mL)の水で錠剤を丸ごと飲むことが正しい服用方法です。
また、服用後少なくとも30分間は何も飲食しないことが推奨されています。
服用のタイミングを誤ったり、服用後すぐに飲食したりすると、リベルサスの有効成分が十分に吸収されず効果が減弱してしまいます。
「毎日飲んでいるのに痩せない」という方は、今一度医師の指示通りの正しい服用方法を徹底できているか確認することが重要です。
リベルサスの効果を引き出す方法
リベルサスでダイエット効果を最大限に得るためには、服用だけに頼らず生活習慣にも工夫を凝らすことが大切です。
以下では、リベルサスの効果を引き出すために押さえておきたいポイントを紹介します。
適度な運動を心がける
リベルサスの服用効果を高めるには、適度な運動を日常生活に取り入れることが欠かせません。
激しいトレーニングである必要はなく、無理なく継続できる軽い運動で構いません。
通勤時に一駅分歩く、エレベーターの代わりに階段を使うといった工夫でも毎日の消費カロリーを増やす助けになります。
運動によるエネルギー消費が加われば、基礎代謝の低下を防ぎ太りにくい体質づくりにも役立ちます。
食事の栄養バランスを意識する
リベルサスで痩せるためには、食事内容の見直しと栄養バランスの改善も同時に行う必要があります。
薬の力で多少食欲が抑えられても、食事の質や量が以前と全く同じでは体重は減りません。
普段の食生活ではタンパク質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂り、糖質や脂質の過剰摂取を控えることを意識してみてください。
こうした栄養バランスの取れた食生活を心がけることでリベルサスの効果が高まるだけでなく、服用をやめた後もリバウンドしにくい体質づくりにつながります。
医師に相談して指導を守る
リベルサスによるダイエットは、必ず医師の指導のもとで進めることが大前提です。
処方医は、あなたの体質や減量経過を見ながら、適切な用量や治療プランを調整してくれます。
3mgで効果が不十分な場合は医師の判断で7mgや14mgへ増量することになりますが、副作用リスクも考慮しつつ安全に用量アップするには医師の管理が必要です。
決して自己判断で「効果がないから」と薬の量を増減したり、中断したりしないでください。
リベルサスで痩せにくい人の特徴
同じようにリベルサスを服用しても、痩せやすい人と痩せにくい人がいます。
一般的に以下のような特徴を持つ人は、リベルサスで体重が減りにくい傾向があると言われます。
ここでは、リベルサスで痩せにくい人の特徴を紹介していきます。
運動習慣がなく筋肉量が少ない人
運動習慣がなく筋肉量が少ない方は、もともとエネルギー消費量が低いためリベルサスの減量効果を感じにくいです。
特に筋肉量が少ない人は安静時の消費カロリーも少ないため、ダイエットでは不利になります。
このような方がリベルサスで痩せるには、やはり並行して運動を行い筋肉量と代謝を上げる工夫が欠かせません。
普段運動しない人ほど前述のような軽い運動習慣を取り入れることで減量効果が大きく高まります。
もともと痩せ体型である人
リベルサスは過食傾向のある肥満・過体重の人の減量をサポートする薬なので、元々落とす脂肪が少ない人では効果が限定的です。
特にBMIが18.5前後のような痩せ型の方は、服用しても体重に大きな変化を感じにくい場合があります。
またリベルサスは食欲を抑える薬なので、もともと食が細い人だと摂取カロリー自体が元から低く、薬によってさらに減る余地が少ないです。
もともと痩せている方は、食事内容の見直しや筋力アップなど別の方法も検討してみてください。
一定期間継続できない人
リベルサスの効果は短期間でははっきり現れにくいため、ある程度の期間継続する必要があります。
個人差はありますが、体重の明らかな減少が見られるまで1~2ヶ月以上は継続服用が必要です。
また、最初の数週間~1ヶ月程度は体が薬に慣れる期間でもあり、食欲の変化はあっても体重自体は大きく動かないケースも多いです。
そのため、服用開始後数週間で「全然痩せない」と中断してしまえば、薬の効果が本格的に出る前に止めてしまったことになります。
リベルサスで痩せないことに関するよくある質問
最後に、リベルサスで「痩せない」と感じる場合によくある疑問とその回答をQ&A形式で紹介します。
正しい知識を身につけて、安心して治療を続ける参考にしてください。
リベルサスは個人輸入しない方が良い?
リベルサスは、個人輸入で購入してはいけません。
正規の医療ルートを介さずに入手した薬は、品質や安全性が保証されていない粗悪品や偽物である可能性があります。
海外から個人輸入したリベルサスは日本人向けの製剤ではなく、中身が本物かどうかも素人には見分けがつきません。
安全にダイエット治療を受けるためにも、リベルサスは必ず医師の処方のもとで入手・服用するようにしましょう。
リベルサスは3mgでも痩せられる?
3mgだけでは大きな減量効果は期待できません。
リベルサス3mgは、最初の導入期に処方される初期用量であり、体重減少の効果は「お試し段階」と位置づけられています。
十分なダイエット効果を得るには7mg以上の維持用量が必要になるケースが多いです。
なので、「3mgで痩せなかった…」と落胆する必要はありません。
医師と相談のうえで7mgや14mgへ増量すれば効果が高まる可能性があります。
決して自己判断で勝手に増やさず、必ず処方医の指示に従って段階的に用量を調整してもらいましょう。
リベルサスの効果はいつ頃から実感できますか?
多くの方は服用開始から1~2ヶ月ほど経って、食欲の変化や体重減少を実感し始めます。
特に体重計の数字に明らかな変化が現れるまでには、少なくとも数週間~数ヶ月の継続が必要です。
公式の治療指針でも、3~4ヶ月程度は経過を見て効果判定することが推奨されています。
したがって、「いつになったら痩せるの?」と焦る気持ちはわかりますが、最低でも2~3ヶ月は根気よく服用を続けてみることが大切です。
【まとめ】リベルサスで痩せない理由と効果を高める方法
この記事では、リベルサスで痩せない理由と効果を高める方法を紹介してきました。
今回解説したように、体重が減らない背景には服用方法や運動不足などの原因が考えられます。
それらの問題を一つ一つ見直し、正しい服用方法を守りながら生活習慣を改善していけば、リベルサス本来のダイエット効果を得られます。
自己判断せずに定期的に医師に相談しつつ治療プランを調整していくことも安全面・効果面の両方で重要です。